言語聴覚士とは

言語聴覚士は、コミュニケーションや食べることが困難な方が
自分らしい生活を送れるように支援しています。

言語聴覚士とは、音声をはじめ、言語機能、高次神経機能、あるいは聴覚機能、さらに飲み込む、嚙み砕くといった嚥下などの機能に障害がある人に対して、発声や構音、言語、嚥下の検査や指導、助言を行う専門職です。
 言語聴覚士の仕事は大きく分けて2つの分野から成り立っています。
 1つは「食べること、飲み込むこと」の治療を専門的に行うことです。食べることは単なる栄養補給だけでなく、生きる楽しみの一つです。脳の障害により、口から食べることが困難になった人に対して、適切に評価・診断し、原因を見つけ出してアプローチをします。これは新たな分野でもあり、今後ますます医療の現場では期待されることでしょう。
 もう1つは、病気や事故、発達障害、高次脳機能障害などで、コミュニケーションが困難になった人に対して、意思の伝達手段を早期に確立することです。コミュニケーションが取れなくなると、自分の思いが相手に伝えられず、精神的苦痛を受け、生きる意欲が低下するとともに食欲も低下することになりかねません。そこで言語聴覚士は、ジェスチャーを交えて思いを伝える練習や情景画カードをみせてその状況を応える練習などを繰り返し実施します。病気の改善を援助する中で、技術や知識はもちろん、心理的側面からの支援も重要となります。
 言語聴覚士を求める現場は年々増加しており、求人は5年前の10倍とも言われています。本校では、こうした社会のニーズに応え、高いコミュニケーション能力と協調性を備え、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者様に寄り添い、生涯にわたって専門職としても研鑽を積んでいく使命感を持った言語聴覚士の養成を行っています。

言語とは1

聴力検査

聴力検査は言語聴覚士が行う代表的な検査の一つで、聞こえにくい音の大きさや高さを明らかにします。

言語とは2

飲み込みの訓練

食べたり飲んだりする機能を調べ、患者様に合った食形態の提案や飲み込みの指導をします。

言語とは3

神経心理検査

脳のどのような機能が損傷されているか、さまざまな検査用具を用いて調べ、訓練プログラムを立案します。

言語とは4

子どもの言語訓練

ことばの発達の遅れや、正しく発音できないお子様に対する訓練を行います。

支援内容

どのような人を支援するの?

■ことばが出にくい方
・失語症・構音障害・音声障害
・言語発達遅延・吃音など

■声やことばが聞こえにくい方
・聴覚障害など

■食べ物をうまく飲み込めない方
・嚥下障害など

■記憶力や注意力に問題がある方
・高次脳機能障害など

どのような支援をするの?

■検査・評価
・ことばや聞こえなどにどのような問題があるのかを明らかにします

■指導・訓練
・言語訓練や代わりとなる手段(文字盤など)を考えて指導します

■環境調節
・社会復帰できるよう家族や職場の人へアドバイスをします

言語聴覚士になるためには

言語聴覚士の免許を取得するためには、養成校を卒業し、国家試験に合格しなければなりません。本校を卒業することで、国家試験の受験資格が得られます。

言語聴覚学科

活躍の分野

言語聴覚士の活躍分野卒業後のスキルアップ
■病院
■介護老人保健施設
■精神保健福祉センター
■障害児通園施設
■保健機関
■訪問リハビリ
■教育機関
■身体障害者リハビリテーションセンター
■デイケアセンター
■通級指導教室(ことばの教室)
■行政機関
■認定言語聴覚士
■ケアマネージャー
■手話通訳士
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